システムディスクをMBRからGPTに変更

システムディスクをMBRからGPTに変更した備忘録。OSはクリーンインストールだが同じハードディスクにデータの入ったパーティションがあったため、作業はまずMBRのままWindows10をインストールし、その後Windows10のツール(MBR2GTP.exe)を実行しハードディスクをGPTに変換。その後、BIOSの設定でセキュアブートを有効にした。

 

1. 作業前の状態

  • M/BはGIGA BYTE GA-F2A78M-D3H
  • OSはWindows8.1からWindows10へ変更。
  • ハードディスク0はブートセクタはMBRで、システムディスクC:とデータディスクD:が存在。その他ハードディスク1,2もブートセクタはMBR。

 

2. MBR2GPT.exeでMBRからGPTへ変換

Windows 10 Version 1703 (Creators Update とも呼ばれる) で提供されたデータを残したままブートセクタをMBRからGPTに変更するツールMBR2GPT.exeを使用。ツール使用法詳細はhttps://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/deployment/mbr-to-gpt。

Microsoftの推奨※に従いまずMBRのままWindows10をインストール。※”Windows 7、8、または 8.1 など Windows の以前のバージョンがインストールされたシステム ディスクのオフライン変換は、正式にはサポートされていません。 それらのディスクの推奨される変換方法は、まずオペレーティング システムを Windows 10 にアップグレードして、次に MBR から GPT への変換を行うことです。” 

Windows10をインストール後、Windows10の回復環境のコマンドプロンプトでまずDiskPartツールを起動し、list disk, list volumeなどを実行してGPTに変更する対象とするディスクを確認(disk:0など)。その後、X:\>mbr2gpt /convert /disk:0で変換を実施。

システムディスクがGPT、その他のディスクはMBRの混在で、特に問題はない。

 

3.セキュアディスク有効化

BIOSで以下の設定を変更。

(参考) https://twitter.com/gigabyte_news/status/721308290588651520

  • 「Windows 8の機能」を「その他のOS」から「Windows 8」に変更
  • 「CSM(従来BIOSとの互換機能)の起動」を「常時有効」から「常時無効」に変更※
  • 「Secure Boot Support」を「無効」から「有効」に変更※
  • 「Secure Boot Mode」を「Standard」から「Custom」に変更
  • 「Key Management」下で
    • 「Factory Default Key Provisioning」は「無効」のまま
    • 「Install default Secure Boot Key」でdefault Secure Boot Keyをインストール
    • 「Save All Secure Boot Variable」でSave (不要かも?)

※セキュアブートを有効にする場合は、CSMが無効が推奨らしい。“従来の BIOS と互換性がある。一部の UEFI ベースの PC には、以前の BIOS をエミュレートする互換性サポート モジュール (CSM) が含まれており、エンド ユーザーにより高い柔軟性と互換性を提供しています。CSM を使うには、セキュア ブートを無効にする必要があります。” https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/dn938339(v=vs.85).aspx

上記設定を保存しPC再起動。Windowsでコマンドプロンプトから「msinfo32」を実行し、システム情報でBIOSモードが「UEFI」、セキュアブートの状態を「有効」であることを確認。

 

以上

 

 

 

 

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Norton ノートン ユーティリティーズ(Norton Disk Doctor)のハードディスク・スキャンで10%から進まずWindowが起動せず。

以下、タイトルの問題から回復できず、OS再インストールに至った失敗の顛末です。結局解決できませんでしたが、何かの参考になればと思い書きます。

1. 問題

NortonユーティリティでDドライブ(システムドライブと同じHDDデバイスのDataパーティション)の表面スキャンを設定。PC再起動でOS起動前にスキャンが始まるが、10%から進捗せず。最後はCritical process diedのBSODが発生し自動的に回復環境に移行しWindows8.1が起動できない。

  • セーフモードでも同じ問題が発生し起動できない。
  • 回復環境のスタートアップ修復は試みるも失敗。
  • システムの復元は以前に別の作業でCドライブを対象から外していたため実施できず。八方塞がりの状態。

 

2. 同様のケースの回復処置例

以下のURLに同様のケースでレジストリのBootExecuteデータをデフォルト値に変更することで回復した報告があります。ただ、私の場合はスキャンディスクの実行は回避できましたがCritical process diedのBSODが発生し回復できませんでした。

https://community.norton.com/en/forums/norton-disk-doctor-bluescreening-disk-repair

  1. 回復環境からコマンドプロンプトを起動。
  2. コマンドプロンプトで「regedit」を実行しレジストリエディタを起動 。
  3. HKEY_LOCAL_MACHINEを選択した状態で「ファイル」/「ハイブの読み込み」を選択、ハイブの読み込み画面でc:\windows\System32\configの下の『SYSTEM』ファイルを選択する。ポップアップする画面のキー名に適当な作業用の名前(以下「Temp_HKLM」)を入力しOKを押す。
    • 回復環境からレジストリエディタを起動した際に読み込まれるのは回復環境のOS(Windows RE)のレジストリのため、編集したい元のOSのレジストリをロードする必要があります。
    • c:\windows\System32\configにはSYSTEM.logもありますが、ロードするファイルは拡張子なしのSYSTEMファイルです。
  4. HKEY_LOCAL_MACHINE下に追加されたTemp_HKLMでControlSet00[x]/Session Manager([x]は数字)を選択し右側のサブペインでBootExcecuteの右クリックで「修正」を選択。開いた「複数行文字列の編集」画面の「値のデータ」をデフォルトの値『autocheck autochk *』に変更し最後に改行を入れてOKを押す。
    • 『autocheck autochk *』は半角スペースが2カ所(autocheck␣autochk␣ *)が入ります。
    • ControlSet00xが複数ある場合、SelectサブキーのDefault値で確認し、起動時に読み込まれるコントロールセットを選択します。
    • 最後に改行がないと「REG_MULTI_SZ型のデータに空白文字列を含むことはできません。レジストリエディタは検出した空白文字列を削除します」と警告が出ますが、警告ポップアップのOKを押すと修正されるので問題はありません。
    • このデフォルト値は、ディスクにダーティビットがある場合にスキャンを実行する、という意味です。通常はWindows標準のCHKNTFSコマンドで設定されます。
    • 私の場合、デフォルト値に変更する前は以下の値が入っていました。
      • c:\PROGRA~2\Symantec\NORTON~1\Tools\DISKDO~1\aDSBatch.exe /wait_usb_drive \??\D:
      • autocheck autochk /r \??\D:
      • autocheck autochk /k:\??\D: *
      • c:\PROGRA~2\Symantec\NORTON~1\Tools\DISKDO~1\aDSBatch.exe
  5. 「Temp_HKLM」を選択した状態で「ファイル」/「ハイブのアンロード」を実行し、変更したレジストリをアンロードする。
    • ロードしたレジストリではない、生きている回復環境のレジストリを選択した状態でアンロードはできないはずですが、アンロードは必ずロードしたレジストリを選択した状態で実行します。
  6. レジストリエディタを終了し、回復環境からWindowsの再起動を行う。

 

3.  その他

私の場合は、上記の方法で回復できず、最後はOSの再インストールを行いました。OSの再インストール前にダメ元で、1) BootExecuteで呼び出される実行ファイルの名前を変更したり、2) BootExecuteのデータでスキャン対象をCドライブや存在しないドライブに変更する、3) スキャンのオプションを変える、など色々と試しましたが、BSODが発生し成功しませんでした。

コマンドプロンプトでchkdskを実行しても問題はないため、スキャンディスクが10%で進まない理由も、BootExeceteをディフォルト値に変えても回復できない理由も分からず終いでした。

以上

 

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Kindle Fire HD8 (2016) Google Playインストール (Google Developerファクトリーイメージ使用)

以下は、Kindle Fire HD8 (2016)にGoogle Playをインストールした際の備忘。インストールするGoogle Play関連apkは、安全のためGoogle DeveloperのNexus7のファクトリーイメージから抜いた。

  • Kindle Fire HD8 6th Generation (2016) Fire OS 5.3.3.0
  • 作業環境はVMware上のUbuntu16.04

参考にしたサイト (ほぼ情報を合体しただけ)

「Fire タブレットに Google Play Store をインストールしてみた」https://ibukiorz.blogspot.jp/2016/01/amazon-fire-google-play-store.html

「system.imgの改変方法」
http://aroeno-ie.so-good.jp/2016/05/12/system-img%E3%81%AE%E6%94%B9%E5%A4%89%E6%96%B9%E6%B3%95/

1.ツール「simg2img」準備(simgをimgに変換するツール)

1-1. zlib (データの圧縮および伸張を行うためのフリーのライブラリ)

ターミナルで以下を実行

sudo apt-get install zlib1g-dev

1-2. ext4_utils (目的のsimg2imgが含まれる)

以下のサイトから「ext4_utils_r4.3.tar.gz」をダウンロード

https://forum.xda-developers.com/galaxy-s2/general/ref-unpacking-repacking-stock-rom-img-t1081239

ext4_utils_r4.3.tar.gzを展開、展開で生成されたext4_utils_r4.3にてターミナルでmake実行

./ext4_utils_r4.3$ make

 生成されたsimg2img, ext2simg, make_ext4fs, mkuserimg.shを /usr/bin/にコピー

(sudo apt install android-tools-fsutilsでもOK?)

2. Google Play関連apkの入手

2-1. 以下のサイトからNexus7のFactory Imagesをダウンロード

https://developers.google.com/android/images

「”razor” for Nexus 7 [2013] (Wi-Fi)」の「5.1.1 (LMY48T)」を選択し「razor-lmy48t-factory-0db13100.zip」をダウンロード ※沢山あるなかこれが最適かは不明。いくつか試したが動かないバージョンもあった。

2-2 適当な場所にzipを展開(解凍)しsystem.imgを入手

razor-lmy48t-factory-0db13100.zip を展開すると出てくるもう一つのzipファイル (image-razor-lmy48t.zip)を展開すると目的のsystem.imgが現れる。

3.イメージをsimgからimgに変換しマウント

ターミナルで以下を実行。

$ simg2img ./system.img ./system.ext4

$ sudo mkdir -p ./mnt/ext4_sys

$ sudo mount -w -o loop ./system.ext4 ./mnt/ext4_sys

4. マウントされたext4_sysからGoogle Play関連apkを抜き出す

./mnt/ext4_sys/priv-appの下から以下のapkをコピー。※1) – 4)は次のステップで実施するインストールの順番。

1) GoogleLoginService.apk (Googleアカウントマネージャ)(5.1.1)

2) PrebuiltGmsCore.apk(Google Play開発者サービス)(6.7.79)

3) GoogleServicesFramework.apk(Googleサービスフレームワーク)(5.1.1)

4) Phonesky.apk(Google Playストア)(5.2.13)

5. apkファイルをKindle Fireにインストール

5-1. apkをKindleに移動 (Amazon Cloud drive、USBケーブル、Dropbox等を経由)

5-2. 設定で「不明ソースからのアプリ」のインストールを許可に変更

5-2. 「ドキュメント」のCould drive上、または適当なファイラーでapkを1)->2)->3)->4)の順番にインストール。

6. Google Play起動

6-1. Google Play起動・ログイン

6-2.「アプリの自動更新をしない」を選択(amazon appsのアプリを誤って更新する場合があるらしいので念のため)

以上

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”少なくとも2015年末まで” Google ChromeのWindows XPサポート

(2015/4/17追記) 公式に発表されました。サポートは2015年末まで延長です。(4)

Google ChromeのWindows XPサポート期間は、2013年10月16日付けGoogle Blogでは”少なくとも2015年4月までサポートする”となっていました(1)。その後続報がなくどうなるのかと思っていましたが、2015年3月8日付けGoogleフォーラムに”少なくとも2015年末までサポートする”という情報が投稿されていました(2)。情報提供者はGoogleのマネージャに確認したと書いており、更に日程が決まれば追加で投稿するそうです。

Windows XPのシェアが高い中国では、Microsoftがサポートを打ち切り後1年間でInternet Explorerのシェアは約60%から20%に急落、逆にChromeのシェアは約20%から53%に急増しているようなので(3)、ここでXPのサポートを打ち切る訳にはいかない事情もあるかもしれません。

(1) http://chrome.blogspot.ca/2013/10/extending-chrome-support-for-xp-users.html

“we’re extending support for Chrome on Windows XP, and will continue to provide regular updates and security patches until at least April 2015.”

(2) https://productforums.google.com/forum/#!topic/chrome/7Yqq0G-3_XA

“I have gotten assurance from my Google Manager that Chrome will continue to get updates on Windows XP until at least the end of 2015.”

(3) http://qz.com/364883/internet-explorers-demise-is-great-news-for-googles-chrome-browser-in-china/

“Meanwhile, Google’s Chrome browser still supports XP, and the result is that it has rapidly won a 53% share of the desktop browser market in China,”

(4) http://chrome.blogspot.jp/2015/04/providing-updates-for-chrome-for-xp.html

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韓国のUAE原子力発電所建設 進捗状況のまとめ(2015)

韓国企業が受注しUAE Barakahに建設中の原子力発電所について、ネット上で『このプロジェクトは失敗』という論調の情報が散見します。そこでニュース記事等に基づいて、改めてプロジェクトの概要と現在の状況を確認してみました。

調べた結果、完成・運用まで予断を許しませんし内情は判らない点はありますが、この記事を書いている2015年3月時点で、韓国国内のレファレンスモデル建設も含めて失敗と言える状況ではないようです。

この記事は2015年3月時点での状況をまとめたもなので更新する予定はありません。
ただ、目に留まった情報を気が付いた範囲で追加します。
(201510/31) 新古里3号機の試運転が許可される
(2015/7/7)   3.2項に窒素ガス漏れ事故情報を追加。GEのバルブ交換の日程が立っていない
(2015/6/1) 3.1項にWestinghouseのUAE事務所開設の情報を追加

1. 契約

2009年12月, Emirates Nuclear Energy Corporation (以下「ENEC」)はKorea Electric Power Corporation (以下「KEPCO」) と140万kWの原子炉4基の設計、建設及び運用支援の契約したことを発表。契約金額は4基の原発の建設と試運転、及び燃料の格納に対してほぼ固定価格で約200億ドル。(1) 更に上記の200億ドルとは別に、4基の原子炉の運用を200億ドルでKEPCOと契約する見込み。(20)、(21)

2. 建設する原子炉
UAEに建設する原子炉APR1400は実績がなかったため、UAEに先行して韓国が新古里原子力発電所に同型の原子炉Unit3を”リファレンスモデル”として建設し稼働させることを契約時の条件とした。UAEと韓国の原子炉は基本設計は同一であり、UAEの原子炉には高い気温、アラビア湾の高い水温、砂嵐、UAEで使用される周波数50Hzへ対応などUAE固有の要求を満足するための変更を行っている。(2)

APR1400はコンバッション・エンジニアリング社(現東芝傘下のウェスチングハウス社)が設計を行った加圧水型軽水炉System80+をベースにKEPCOが開発した加圧水型原子炉で、新古里原子力発電所に建設するUnit3、Unit4が最初の使用となる。System80+は商用化された実績はない。(4) System80+のベースとなったSystem80, 及びSystem80をベースにKEPCOが開発したOPR1000には商用実績がある。

3. 建設実績と予定
3.1 UAE原子力発電所Unit1〜4  (5), (6), (7), (8)

ENECのプレスリリースによると2015年3月時点で予算、日程とも計画通り進行中。

<実績>
2009/12 KEPCOをプライムコントラクターに選定
2012/7 Unit1建設開始
2013/5 Unit2建設開始
2014/2 Unit1 凝縮器設置
2014/7 Unit1用原子炉格納容器設置
2014/9 Unit3,4建設開始

<予定>
2016/10 Unit1核燃料充填
2017 Unit1 商業運転開始
2018 Unit2 商業運転開始
2019 Unit3 商業運転開始
2020 Unit4 商業運転開始

<その他特記>
2015/5 WestinghouseがUAEに事務所開設 (22) (2015/6/1追記)
サブコントラクターとして建設に参加しているWestinghouseがUAEに事務所を開設。この事務所は建設やUAE運転要員の訓練支援、また東芝と協力して中東におけるビジネス拡大に使用する予定。

3.2  新古里原子力発電所のリファレンスモデルUnit3建設

2013年10月の制御ケーブル検査成績偽装問題で遅れが生じたが2015年に建設完了予定

<実績>
2008/10 建設開始
2013/10 制御用ケーブルの試験成績偽装発覚 ※1
2014/9   交換用の米国RSCC Nuclear Cable製制御ケーブル納入完了
2014/12 窒素ガス漏れによる作業員3名が死亡する事故発生(11)※2
2015/10 遅れていた試運転が許可される。なお試運転は6カ月かかる予定(24)

<予定>
2015 建設完了(11)

<その他>
2014/12 Korea Hydro and Nuclear Power へのハッキングにより原子炉情報流出(12)
2015/3 APR1400認定申請書類を米国NRCが受理。今後審査開始(13)

※1: 2013年5月に新古里原子力発電所のUnit1,2等に使用されていた韓国JS Cable製ケーブルで書類偽装発覚に端を発し、Unit3,4のケーブルも火災や冷却水喪失事故に対する性能を満足していないことが判った。(9)、(10)の記事によると、Unit3,4はそれぞれ2013年、2014年に完成、2014年に商業運転開始の予定だったが、ケーブルを米国製に交換するため1年以上の遅れが発生した。米国RSCC Nuclear Cable製の交換用ケーブルは半年掛けて順次納入され、2014/9にすべて納入が完了した。
※2: 2015/7/7付けの記事によると、原因のバルブ交換には5,6か月掛かるがGEとKEPCO間で調整中のため日程が立っていない。

4. その他関連情報
4.1レファレンスモデル新古里Unit3建設遅れに対する違約金
リファレンスモデルである新古里のUnit3が2015年9月までに完成しない場合KEPCOからUAEへの違約金が発生する。(14) 契約の詳細は 公表はされていないが金額は建設費の0.25%※との報道がある。(14), (15), (16) ※仮に総契約額200億ドルの0.25%とすると5千万ドルだが、記事などでは具体的な金額は明らかになっていない。

逆にUAEの建設については、もし2017/5/1までにUAEのUnit1が完成した場合は2億ドルのボーナスがUAEからKEPCOに支払われるとの報道もある。(20)

4.2 東芝/ Westinghouse
Westinghouseは約10億ドルで技術的な支援や制御機器の納入を請け負っている。東芝もDOOSANのサブコントラクタとして発電機タービン分野を請け負っている。 (17), (18), (19)

4.3 資金調達計画
建設費200億ドルの資金調達の内訳は
・韓国輸出入銀行(Kexim)からの融資100億ドル
・米国輸出入銀行(US Exim)からの融資20億ドル
・UAE政府資金 60億ドル
・商業銀行からの融資20億ドル
(21)

5. まとめ

不安視する報道は見当たらない

冒頭にも書きましたが、ニュースなどの得られる情報を見る限り、UAEでの4基の原子炉の建設は2015年1月時点で計画通りで順調のようです。特に先行きを不安視する報道も見当たりませんでした。また、UAE原子炉のリファレンスモデル新古里Unit3は完成直前の2013年10月に発覚した制御ケーブル成績表偽装問題で遅れが発生しましたが、代わりの米国製ケーブルが2014年9月に納入が完了し、2015年(一部報道では6月)に完成予定のようです。 もともとUnit3は2013年末に完成予定で、報道によると2013年10月の偽装発覚時点で”99%完成していた”そうなので、代替ケーブルが入手さえできれば完成には障害はなかったと思います。ENECとKEPCO間の契約により新古里のリファレンスモデルを2014年9月までに完成しデモをする必要があるようですが、前述の通り2015年完成予定なので”問題なく稼働すれば”日程的に大きな遅れはなさそうです。

間に合わない場合の違約金につついては”建設費の0.25%”と書いた記事がありましたので契約金額の総額200億ドルをベースに5千万ドルと試算しましたが、契約の詳細は未公開なのではっきりとしません。これが正しい場合、5千万ドルは莫大な金額ですが、契約金額200億ドルに比べるとプロジェクトを揺るがすような金額には思えません。なお、この200億ドルの契約はあくまで建設に係る部分で、完成後60年間の運用については別に200億ドルでKEPCOと契約を結ぶ方向で調整中のようです。

建設する原子炉APR1400のベースがWestinghouse社が開発したSystem80+をベースとしているため、東芝/ WestinghouseはKEPCOチームの一員としてこのプロジェクトの関わっています。ネットでは”東芝が撤退し、それに伴いロイズ保険組合も撤退した”という情報があり、これはおそらく最初は原子炉本体を東芝が作成する案があり受注前にその案は破棄された、という意味だと思いますが、それを裏付ける記事は今回は見つかりませんでした。ロイズ保険組合撤退についても、それを示す記事も、それで保険関係が問題になっているという記事も見当たりませんでした。

またネットでは”KEPCOは原子炉を作る能力がない”という情報も見られましたが、東芝/ Westinghouseには劣るもののKEPCOにも韓国国内で建設・運用の実績があるので受注する資格はあるかと思います。

ただ、懸念材料はある

採算とタイトな日程には大いに不安を感じました。このプロジェクトは政府バックアップにより原子炉輸出の足がかりとするいわば採算度外視で強引なプロジェクトのようで、だからこそ価格と日程で欧米・日本に勝ち受注できたのだと思います。しかしいくら採算度外視といっても巨大なプロジェクトをライバルより圧倒的に低い固定費で、さらに100億ドルを融資してまで受注するのは相当なリスクがあると思います。また建設するAPR1400も、ベースとなったOPR1000である程度の実績はあるとはいえ、リファレンスモデルの新古里Unit3、Unit4とUAEをほぼ並行して建設するのは技術的に問題が発生した場合に影響が大きく、ENEC、KEPCO双方にとり冒険的な日程だと思いました。実際、ケーブル成績表偽装問題でリファレンスモデルのUnit3の完成が2015年にずれ込んだので、今年Unit3がちゃんと動くのか、もし問題があった場合に建設中のUAE側Unit1に影響はないのか等、まだまだ目が離せません。

以上、私が見たのは限られた記事で、実状や内情はそもそも記事にはなりにくいと思いますが、建設は概ね見通しが立っており、あとは短期的にはリファレンスモデルの稼働可否、長期的には採算性が懸念という印象です。

以上

(1)UAE Selects Korea Electric Power Corp. as Prime Team as Prime Contractor for Peaceful Nuclear Power
http://www.enec.gov.ae/media-centre/news/content/uae-selects-korea-electric-power-corp.-as-prime-team-as-prime-contractor-fo
(2) Emirates Nuclear Energy Corporation Submits Construction License Application for Barakah Units 1 & 2
http://www.enec.gov.ae/media-centre/news/content/emirates-nuclear-energy-corporation-submits-construction-license-applicatio
(3) About Our Nuclear Plant
http://www.enec.gov.ae/our-nuclear-energy-program/about-our-nuclear-plants/
(4) Advanced Nuclear Power Reactors
http://www.world-nuclear.org/info/Nuclear-Fuel-Cycle/Power-Reactors/Advanced-Nuclear-Power-Reactors/
(5) Timeline
http://www.enec.gov.ae/our-nuclear-energy-program/timeline/
(6) Unit 1 of ENEC’s Barakah power plant now more than 57% complete
http://www.enec.gov.ae/media-centre/news/press-releases/P10
(7) ENEC completes concrete dome for unit 1 reactor containment building
http://www.enec.gov.ae/media-centre/news/content/enec-completes-concrete-dome-for-unit-1-reactor-containment-building
(8) Nuclear Power in the United Arab Emirates
http://www.world-nuclear.org/info/Country-Profiles/Countries-T-Z/United-Arab-Emirates/
(9) Recabling delays Shin Kori start ups
http://www.world-nuclear-news.org/NN-Recabling_delays_Shin_Kori_start_ups-1810135.html
(10) Shin-Kori 3 receives replacement cables
http://www.neimagazine.com/news/newsshin-kori-3-receives-replacement-cables-4390069
(11) Three Workers At South Korean Nuclear Power Plant Die Of Suspected Gas Leak
http://www.ibtimes.com/three-workers-south-korean-nuclear-power-plant-die-suspected-gas-leak-1767462
(12) KHNP hacker demands money to withhold documents
http://www.world-nuclear-news.org/C-KHNP-hacker-demands-money-to-withhold-documents-1203155.html
(13) APR1400 accepted for design certification
http://www.world-nuclear-news.org/RS-APR1400-accepted-for-design-certification-0503157.html
(14) Int’l experts give Korea’s nuclear industry reality check
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/biz/2013/06/335_137550.html
(15) 3人死亡の新古里原発ガスバルブ室、ガス警報機もなかった=韓国
http://japanese.joins.com/article/593/194593.html
(16) Official doublespeak on controversial construction has residents up in arms
http://www.hani.co.kr/arti/english_edition/e_national/589174.html
(17) Westinghouse Electric eyes nuclear power projects in Saudi Arabia
http://www.thenational.ae/business/industry-insights/energy/westinghouse-electric-eyes-nuclear-power-projects-in-saudi-arabia
(18) Westinghouse will share in $20 billion nuclear deal involving KEPCO, UAE
http://www.smartbrief.com/12/29/09/westinghouse-will-share-20-billion-nuclear-deal-involving-kepco-uae
(19) Reactor Race: South Korea’s Nuclear Export Successes and Challenges

クリックしてsouth_koreas_nuclear_export_successes_and_challenges.pdfにアクセス

(20) UAE deal may be more profitable
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/biz/2011/02/123_81100.html(21) THE BARAKAH NUCLEAR POWER PLANTS,THE UNITED ARAB EMIRATE

クリックして4_2_KIM_%20Barakah%20presentation.pdfにアクセス

(22) Westinghouse Dedicates New Office in United Arab Emirates
http://www.businesswire.com/news/home/20150531005048/en/Westinghouse-Dedicates-Office-United-Arab-Emirates#.VWw1mmRVhBc
(23) UAE nuclear project enters critical phase
http://www.thenational.ae/business/energy/uae-nuclear-project-enters-critical-phase#full
(24) South Korea Nuclear Reactor to Begin Operational Testing
http://www.power-eng.com/articles/2015/10/south-korea-nuclear-reactor-to-begin-operational-testing.html

(a) Unexpected reaction
http://www.economist.com/node/15457220
(b) Korean Team to Build U.A.E. Nuclear Plant
http://www.wsj.com/articles/SB10001424052748704905704574621653002992302
(c) Reactor Race: South Korea’s Nuclear Export Successes and Challenges

クリックしてsouth_koreas_nuclear_export_successes_and_challenges.pdfにアクセス

(d) Why South Korea won the UAE nuclear deal
http://www.nucpros.com/node/7720
(e) Korea nuclear exports: Why did the Koreans win the UAE tender? Will Korea achieve its goal of exporting 80 nuclear reactors by 2030?
https://hal-mines-paristech.archives-ouvertes.fr/hal-00585316v1/document
(g) U.A.E.’s Nuclear Power Program Said to Cost $30 Billion
http://www.bloomberg.com/news/articles/2011-11-24/u-a-e-s-plan-to-develop-nuclear-power-facilities-said-to-cost-30-billion
(h) Nuclear power in the United Arab Emirates
http://en.wikipedia.org/wiki/Nuclear_power_in_the_United_Arab_Emirates

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ノートン製品の改変対策 “権限がないアクセスを遮断しました”履歴が残っている

少し腑に落ちない点が残りますが、Norton Internet Securityで「ノートン製品の改変対策」のセキュリティ履歴に”権限のないアクセスが遮断されました”という履歴が残るのは正常のようです。

Norton Internet Securityを開き詳細設定->コンピュータの保護->履歴->表示でセキュリティ履歴を開き、そこのプルダウンで「ノートン製品の改変対策」を開くと”権限がないアクセスを遮断しました ”が沢山並んで表示されます。このノートン製品の改変対策機能はウイルスまたは他の未知の脅威による攻撃または修正からノートン製品を保護するものです。

クリックして詳細を開くとC:\WINDOWS\SYSTEM32\WBEM\WMIPRVSE.EXEがC:\Program Files (x86)\Norton Internet Security\Engine\21.6.0.32\nis.exeに権限がないアクセスを試みたので遮断したと書いてあります。WMIPRVSE.EXEをファイルインサイトやVirusTotalで調べてみましたが、このファイル単体はMicrosoftの正規なプログラムでウイルスではありませんでした。

kaihentaisakurireki_shousai

その他、例えばC:\WINDOWS\SYSTEM32\SVCHOST.EXEからC:\Program Files (x86)\Norton Internet Security\Engine\21.6.0.32\{xxxxx}.datへのアクセスも遮断された履歴が残っていました。

ネットで「ノートン製品の改変対策」、「Norton Product Tamper Protection」を検索すると”権限がないアクセスを遮断しました”履歴の報告が多数ヒットし、これは正常な履歴で「問題なし」という結論になっています。

http://community.norton.com/en/search/site/Tamper%2520Protect

試しに手持ちのMicrosoft製ツールProcess Explorerを開いた後に履歴を見ると、PROCEXP64.EXEがnis.exeにアクセスして遮断された履歴が多数残ったので、正常なプロセスでも権限のないアクセスとして履歴が残るのは間違いなさそうです。

よって心配はなさそうですが、正常なプロセスからのアクセスを”権限のないアクセス”とするのは表現するのは誤解を招きますし、本当に不正なアクセスの履歴も正常な履歴の中に埋もれてしまうので見つけ難くなる問題があると感じました。

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Push to Kindle apps SD card file location on Kindle Fire HD (1st Gen)

Push to Kindle apps SD card file location on Kindle Fire HD (1st Gen)

Save to Kindle email

  • Location: /sdcard/Documents/
  • File name: [alphanumeric characters]_PDOC.prc

Save to SD card

  • Location: /sdcard/kindle/
  • File Name: ki_[alphanumeric characters].mobi

* Need filer apps to open the mobi files

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Kindle Fire HD(2012) “Push to Kindle”アプリの使い方/Save to SD Card ファイル保存場所

Push to Kindleはブラウザの表示をKindleで読めるMOBI形式(.prc, .mobi)に変換してKindleパーソナル・ドキュメント・アカウント又は直接Kindle端末SDカードに保存する有料アプリです。インターネット上の記事を後で読む、または英語の記事をKindle内蔵辞書を使って読む際に便利です。Push to Kindleにはandroid/iPhone端末用アプリやPC・MacのFirefox/Chrome/Opera/Safari用アドオンがありますが、この記事はKindle Fire HD7端末(2012)での使用が前提です。

<Step1> amazonアカウントで事前設定

PC等からブラウザでamazonのサイトにログインして、アカウントサービス/コンテンツと端末の管理/設定タブ/パーソナルドキュメント設定で以下を設定します。

  • Send-to-Kindle Eメールアドレスの設定(例:abcdef@kindle.com) ※1
  • 承認済みEメールアドレス一設定(例: xyz@xyz.com) ※2

※1 Send-to-Kindle Eメールアドレス宛てに送られたドキュメントはKindle端末やandroid/iPhoneのkindleアプリに配信されます。Push to Kindleはこのamazonが提供するサービスを使っています。
※2 承認済みEメールアドレスは迷惑メール防止の為に設定します。Send-to-Kindle Eメールアドレス宛てに送られたドキュメントのうち送信元が承認済みメールアドレス以外の場合はKindleに配信されません。このサービスをPush to Kindleのみで使用するのであれば承認済みEメールアドレスは架空のメールアドレスでも構いません。

<Step2> Push to Kindleの事前設定

Push to Kindleを開き、以下を設定し、最後にDoneボタンを押します。

 2.1. Send To

  • Kindle email: Send-to-Kindle Eメールアドレス宛てに送ります。※3
  • SD card: 端末のSDカードに直接保存します。※4
  • Kindle email and SD card: メール送信と直接保存の両方を行います。

※3 端末への配信後もamazonクラウドサーバーのパーソナルドキュメントに残るため、複数の端末で利用する端末で削除後も再配信できるメリットがあります。一方で配信に数分掛かり、また適宜サーバーのファイルの削除が必要なディメリットもあります。
※4 SDカードに直接保存するため配信を待つ必要がありません。ただStep4で後述しますが環境により保存したファイルを開けない場合があます。

 2.2. Kindle email address

  Step1で設定したSend-to-Kindle Eメールアドレスの@マーク前までを入力します(例: abcdef@kindle.comであればabcdefを入力)。※5

※5 Send-to-Kindle Eメールアドレスは@kindle.comですが、実際に送られるアドレスは@free.kindle.comです。送信経路が異なるだけで最終的には@kindle.comに届きます。

 2.3. Send from

 Step1で設定した承認済みEメールアドレス(例: xyz@xyz.com)を入力します。

<Step3> Silkブラウザでの変換

読みたいサイトを開き、メニュー(画面下の四角いマーク)/ページをシェア/Push to Kindleを選択します。これでstep2の設定に従いSend-to-Kindle Eメールアドレスへの送信/SDカードに直接保存されます。

<Step4> Kindle Fire HDで読む

Step2でKindle emailを選択した場合、数分後にファイルが配信されスライダーに表示されます。配信されたファイルは拡張子prcで以下の場所に保存されます。

/sdcard/Documents/[ランダムな英数字]_PDOC.prc

 Step2でSD cardを選択した場合、ファイルは拡張子mobiで以下の場所に保存されます。

/sdcard/kindle/ki_[ランダムな英数字].mobi

 Step2でSD cardを選択した場合、私の端末ではスライダーに表示されないためファイラーでファイルをクリックして開く必要があります。ファイラーは自分でインストールする必要があります。私のファイラー”Root Explorer”ではファイルをクリックすると開きましたが、別のファイラー(例:Yahoo!ファイルマネージャ)では開きませんでした。

<amazonストア>
http://www.amazon.co.jp/FiveFilters-org-Push-to-Kindle/dp/B005GFM0H0/

<アプリ開発元>
http://fivefilters.org/

以上

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Leawo 「変換スタジオ4 DVD総合Box」”python.dll”、”yybb.bin”、”yytool64.exe”

動画変換のためLeawoの「変換スタジオ4 DVD総合Box」を購入したが「Emsisoft Emergency Kit」(9.0.0.4523)で同ソフトのpython.dllが高リスクのウイルス判定された。

C:\Program Files (x86)\Leawo\Leawo Dvdcopy JP\python.dll
検出名:Gen:Variant.Kazy.445743 (B)

個人的な経験的では「Emsisoft Emergency Kit」は誤検知が多く、またLeawoもある程度は売れている会社なのでそのまま放置も考えたが、VirusTotalでも11/51件ウイルス判定されたため、”念のため”一旦「変換スタジオ4 DVD総合Box」をアンインストールした。

※(2015/5/9追記) 「Emsisoft Emergency Kit」(9.0.0.5008)の最新定義で、以前(2015/2/4)はウイルスと判定されたpython.dll(ver.2,0,0,376)が正常ファイルに判定が変更された。同じくVirusTotalのウイルス判定件数は以前の11/51件から4/57件に減っていた。誤検知の可能性が高まったが、ウイルス判定しているソフトの2件がSymantecと中国に強いと思われるQihoo-360gなので、念のため「変換スタジオ4 DVD総合Box」は削除したままにした。

PC再起動後、残った関連フォルダを手動で削除していった際yybb.binの削除が出来なかった(;削除しても一瞬で復活する)。

C:\ProgramData\Leawo\yybb.bin

タスクマネージャを見るとLeawo common serviceのyytoolsというタスクが残っていたので、タスクマネージャでこれを停止し、以下の場所の”Appkeys”をフォルダーごと削除、その後”yybb.bin”を削除した。なお、phymem(64).sysは更新日付と会社(Shenzhen Moyea Software)がyytool(64).exeと同じだったのでyytool関連ファイルと判断。

C:\Program Files\Common Files\Appkeys\
phymem.sys
phymem64.sys
yytool.exe
yytool64.exe

タスクマネージャのサービス・タブを見るとサービス名(名前) Leawo_serviceで残っている。実害はないと思うが、一応タスクマネージャでサービス停止後、管理者として開いたコマンドプロンプトからscコマンド(サービス・コントロール コマンド)でレジストリーを削除した。

1 ) 右クリックで管理者としてコマンドプロンプトを開く
2)  c:\windows\system32に移動
3)  以下のコマンドを実行
sc.exe delete Leawo_service

成功した場合は[SC]DeleteSurvice SUCCESSと表示され、タスクマネージャからも削除される。

なお、ネット上でも情報が乏しくはっきりしませんがyytoolはオンライン認証プログラムという情報がありました。仮にそうだとしても本体削除後もPCに残るのは好ましくなく、さらに常駐する必要性は疑問です。

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